スマホの使い過ぎに注意!頭痛を引き起こすストレートネックとは?

スマートフォンは、生活になくてはならないツールとなり、普及率も79.4%、1020代では90%以上が所有しています(メディア環境研究所「メディア定点調査2018」より)。便利で手放せないスマホですが、見る時の姿勢に気を付けないと、ストレートネックが引き起こされます。ストレートネックは、見た目が悪いだけでなく、肩こりや頭痛の原因になるため、注意が必要です。ここでは、ストレートネックと肩こり・頭痛の関係、ストレートネックの予防・改善法を合わせてご紹介していきます。

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ストレートネックとは?

スマホをいじっている人を見ると、独特な姿勢をしていることに気づきませんか?猫背で顎が前に突き出ている姿勢です。この姿勢の人は、すでにストレートネックになっています。

 

首の骨は、前方に少しカーブしているのですが、ストレートネックでは、カーブの部分が前に伸び、真っ直ぐ一直線になってしまっています。そのため、顎が前に突き出てしまうのです。

 

原因は、スマホを見る時の姿勢です。スマホを見る時、多くの人は下を向いて見ています。1時間、2時間と同じ姿勢を繰り返し、さらにその姿勢が毎日繰り返されると、頭の重みで首の骨が伸びてしまうのです。成人の頭の重さは5㎏ほどあり、首の骨や周囲に筋肉にはかなりの負担になっています。

ストレートネックで起きる症状

・肩こり

ストレートネックでは、重たい頭に首~肩の筋肉が引っ張られて、伸びきっている状態です。筋肉が緊張し、血管にも負担がかかるため、血流の低下が生じ、肩こりを引き起こします。

・頭痛や吐き気

肩こりの状態が続くと頭への血流が悪くなり、頭痛や吐き気を引き起こします。血流の悪化で筋肉に発痛物質が蓄積され、それが頭痛の原因にもなります。

・めまいや目の痛み

首の骨のカーブがなくなると、本来の骨の位置からずれが生じ、首を通る血管や神経が骨で圧迫されてしまいます。そのため、めまいや目の痛みなどの症状も起きます。

・集中力の低下

頭への血流が低下すると、酸素や栄養が頭に行かないため、頭がボーっとしたり集中力の低下が起こります。仕事のミスなどにもつながりかねません。

イライラやうつ症状

首を通る神経が圧迫されることで、メンタル面にも影響が出てきます。生命活動を司る自律神経には、交感神経と副交感神経があり、日中は体を活動型にし、夜にはリラックスするように働きます。この2つの神経は働くバランスが大切ですが、首の骨で神経が圧迫されたり、血流が悪化することで、バランスが崩れてしまいます。その結果、内臓の不調、不眠、疲労感のほか、イライラなど感情が不安定になったり、やる気が出ないなどのうつ症状の発現につながります。

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ストレートネックの予防・改善対策

それでは、ストレートネックの予防や改善につながる方法をご紹介します。

スマホの持ち方を変える

スマホを見る姿勢は、頭を下に向けないことが大切です。首を曲げないよう、スマホを目の高さに合わせましょう。

正しい姿勢を意識する

普段の基本的な姿勢を正すことも大切です。視線を前方に向け、耳と肩峰の位置が一直線になるようにします。顎を引くよりは、首と頭を後ろに引くようにします。頭頂部から糸で天井に引っ張られているようなイメージでいると、正しい姿勢がとりやすくなります。

肩や首のストレッチ

ストレートネックで硬くなった筋肉を、ほぐしてあげましょう。首や肩の筋肉の緊張をほぐすと、血流が回復し肩こりや頭痛の対策になります。

 

首の側屈:

首をゆっくり左右に傾けます。耳を肩につけるイメージですが、無理はしないでください。気持ち良いところで3秒停止します。視線は前方、中心軸は動かさず、背筋が曲がらないように注意しましょう。

 

首回し:

右回し、左回しをゆっくり3回ずつおこないます。この時も中心軸と背筋が曲がらないようにしましょう。

 

胸をそらす:

手を後ろで組み、胸を伸ばします。首も後ろにそらします。ゆっくり呼吸をしながら3秒停止します。35回おこないます。

まとめ

スマホは、今や日常生活と切っては切れない存在です。しかし、見る時の姿勢が悪いことで、ストレートネックから肩こり、頭痛のほか、自律神経の乱れで体の不調やメンタル面にも影響を及ぼしてしまいます。30分を目安に目を離し、姿勢を確認したり、ストレッチを習慣にし、健康を損なわれないように対策していきましょう。