つらい頭痛の原因は?原因別の予防・改善法!

頭痛で悩んでいる人はとても多く、日本では3人に1人が慢性頭痛をかかえていると言われています。頭が痛いと薬で対応する場合が多いですが、実は頭痛は、筋肉の緊張、いわゆる肩こりや、首の関節のゆがみからきていることが多いのです。

頭痛の種類

頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛があります。二次性頭痛は、脳に異常が発生した時などに起こるもので早急な受診が必要になりますが、90%は他の疾患がなく検査でも異常が出ない一次性頭痛です。

 

一次性頭痛は、片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛に分けられます。そのうちの70-80%は緊張性頭痛、20%が偏頭痛、群発頭痛は症例は少ないですが、20-40代の男性に多く見られる頭痛です。

頭痛の原因・症状

緊張性頭痛

一番多く見られる緊張性頭痛は、肩や首の筋肉の血流が悪化することで筋肉が緊張し、後頭部の神経を圧迫することで起こります。パソコン操作など同じ姿勢を長時間繰り返すなどの物理的ストレスのほか、精神的ストレスも大きく関与しています。過度なストレスは血管を収縮させ血流悪化を起こし、筋肉の緊張=肩こりにつながるのです。うつ病など心の病気が原因になる場合もあります。頭が重く脈打つような痛み、めまいなどの症状が見られます。

片頭痛

次に多い片頭痛は女性に多く、収縮していた頭の血管が拡張し、神経を刺激することで起こります。睡眠不足、寝過ぎ、疲労、女性ホルモンの乱れ、気圧の変動などで誘発されます。片側のこめかみから目にかけて、ズキズキする痛み、吐き気、めまいなどの症状が見られます。

群発頭痛

群発頭痛は、目の裏の血管が拡張し炎症を起こすことで、片側の目の奥の痛みから前頭部、側頭部まで激しい痛みを引き起こします。

頭痛の予防法・改善法

頭痛が起きると、仕事や日常生活にも支障をきたしてしまいます。頭痛が起きないよう予防できるようにしましょう。

緊張性頭痛の予防法

1)長時間の同じ姿勢を避ける:

パソコン作業が多い場合などは、定期的に体を動かすようにする。

2)ストレッチで肩や首の血流を増やす:

頭痛に関与する主な筋肉は、こめかみ部分の側頭筋、首の後ろ部分にある後頚筋、首から肩~背中に広がる僧帽筋です。これらの筋肉の血流を増やし、コリをほぐすと頭痛の予防につながります。

両肩を上下させる、首を左右にゆっくり倒す、肩を大きく回すなどの運動が、各筋肉のストレッチになります。

3)枕の高さのチェック

枕の高さや材質は、睡眠中の筋肉緊張の誘因になります。高すぎないか、柔らかすぎないかチェックし、ちょうど良い枕を使いましょう。

緊張性頭痛の改善法

1)温めて血流を促す

頭痛が起きてしまったら、蒸しタオルで首から肩を温めたり、半身浴やぬるめのお湯で入浴し、筋肉の血行を促しましょう。

2)リラックスする

 同じ姿勢でいた場合は、体勢を変えて体の緊張をほぐす、気分転換のため場所を移すなど、ストレスを緩和させリラックスすることが大切です。

偏頭痛の予防法

1)頭痛の起きるパターンを把握する

どんな状況の時に偏頭痛が起きるか記録してみましょう。睡眠不足の朝に起きる、生理前に起きる、曇りの日に起きる、疲労がたまると起きるなど、頭痛が起きるパターンを把握し、その状況にならないよう注意してみましょう。

2)血管を拡張させない食事をする

 偏頭痛は脳内の血管が拡張したり収縮することで起こるため、血管を作動させる食品は避けた方が無難です。オリーブオイル、赤ワインなどに含まれるポリフェノールは、血管拡張作用があり、チーズ、チョコレートなどに含まれるチラミンは、血管収縮作用があります。どれも健康に良いとされる食品ですが、偏頭痛を持つ人は食べ過ぎに注意しましょう。

偏頭痛の改善法

1)静かな所で休む

 偏頭痛は光や音、人ごみなども刺激となり、頭痛が増強します。頭痛が起きたら、静かな所に移動しサングラスなどをかけて、刺激を遠ざけましょう。

2)ツボマッサージ

頭に分布しているツボは、痛みが起きている場所と近いところにあります。偏頭痛が起きたら次のツボを刺激してみましょう。

 

・攅竹(さんちく)

眉間にあるツボです。目の辺りに痛みがある時、眼精疲労の時に眉間をつまむようにし、ゆっくりとマッサージします。

 

・百会(ひゃくえ)

 頭頂部にあるツボです。垂直に適度な圧力を加えて押します。呼吸に合わせて押すと効果が現れやすくなります。

まとめ

頭痛は、その原因により対処法が違ってきます。長く続く頭痛は放っておくと大病になってしまう場合もあります。原因が分かれば予防も可能になりますので自分の頭痛のパターンを把握し、薬に頼らない予防法・改善法を実践してみてください。